うつを世の中に認知させてくれた本
『ツレがうつになりまして』
『その後のツレがうつになりまして』
『7年目のツレがうつになりまして』
・著者:細川貂々(漫画家、イラストレーター)
・出版:幻冬舎文庫
この本との出会いは感謝しかありません。
実際にうつ病と診断され、活字をよむこともできなくなっていた休養期間の初めに
うつ病とは、どういう病気なのかということを学んだ本でした。
2009年にテレビドラマが放映され、2011年には映画化もされました。
漫画形式で、うつ病で一番辛かった期間にも読むことができ、ボロボロになるまで読み返してしま
いました。
旦那さん(ツレ)のうつ病の症状の様子に、共感する部分や読んで初めてこの気持ちはうつ病
になったことで起こっていた症状なのかと思う部分も大変あり、読み進めていくうちに私自身は
救われた部分も多かったです。(実際読みながら泣いていました)
また、視点がうつ病と診断された旦那さん(ツレ)を支えていこうと決心する作者(貂々さん)
の立場で漫画が進行しているため、是非うつ病に接するご家族に読んでいただきたいシリーズの
本です。
実際に私は気持ち、気分の浮き沈みを知ってほしいがために、家族に読んでもらいました。
そして、うつ病を一緒になって克服できる味方になってほしいと協力を仰ぐことが素直にできる
きっかけとなりました。
ストレスとの向き合い方
読みながら、『あー、あるある』と思えたり、周りの方に気遣えるようになれました。
自分ひとりで悩まない。同じ人がいるから 頑張る! ではなくて共感して 働けなくなる前に
気分をセーブする。 生きてきたから、考え方を変えてみようと思える本です。
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