途中であきらめないために達成目標をまず決める
扱ったことは、あるが今よりもスキルアップしたい
あつかったことは、あるが今よりもスキルアップしたいという方は、Excelの資格取得を目指してみる
目標を立ててみてはいかがでしょうか。
Excelの資格、難易度、履歴書等でアピールできるランキング
『Excelが使えます』と言っても、幅広く『資格』を取得しているとどの程度のスキルがあるのか、相手方にも伝わりやすいです。 注意)難易度の★は、Excelの機能面、関数を相対的にマイクロソフトスペシャリスト:エキスパートを★5と基準にしてつけています。
筆記(知識面)ではコンピュータの用語等の理解も必要ですので、別途学習が必要です。
IT用語をまとめて解説しているページも順次更新しておりますので、そちらもご活用ください。
★★★★★5 ~★★★★4
Microsoft Office Specialist:マイクロソフトスペシャリスト(通称:MOS)
Microsoft Office Specialistホームページ(主催公式ページ)Microsoft社主催
Microsoft Office Specialist:マイクロソフトスペシャリスト(通称:MOS)にはOfficeのバージョン(Excel365、2019、2016ver)ごとに、一般(スペシャリスト)、上級(エキスパート)と試験範囲と難易度が変わります。
マイクロソフトスペシャリスト:エキスパート(上級)★★★★★5
上級レベルの試験では、より高度な関数(VLOOKUP、IF、COUNTIF、SUMIFなど)、マクロの記録や編集、複数のシートやブックの管理、複雑なデータの解析、グラフの高度な編集、ユーザー定義関数の作成などが出題されます。
項目 | 出題内容 |
---|---|
ブックのオプションと設定の管理 | ○ブックを管理する ○共同作業のためにブックを準備する |
データの管理、書式設定 | ○既存のデータを使用してセルを入力する ○データに表示形式や入力規則を適用する ○詳細な条件付き書式やフィルターを適用する |
高度な機能を使用した数式およびマクロ の設定 | ○関数で論理演算を行う ○関数を使用してデータを検索する ○高度な日付と時刻の関数を使用する ○データ分析を行う ○数式のトラブルシューティングを行う ○簡単なマクロを作成する、変更する |
高度な機能を使用したグラフやテーブル の管理 | ○高度な機能を使用したグラフを作成する、変更する ○ピボットテーブルを作成する、変更する ○ピボットグラフを作成する、変更する |
マイクロソフトスペシャリスト:一般(スペシャリスト)★★★★★4
一般レベルの試験では、基本的な関数(SUM、AVERAGE、MIN、MAX)の活用ができるかについてや、グラフの作成、データの整列、データのフィルタリング、ピボットテーブルの作成ができるかを判定する問題などが出題されます。
項目 | 出題内容 |
---|---|
ワークシートやブックの管理 | ブックにデータをインポートする ブック内を移動する ワークシートやブックの書式を設定する オプションと表示をカスタマイズする 共同作業と配付のためにブックを準備する |
セルやセル範囲のデータの管理 | シートのデータを操作する セルやセル範囲の書式を設定する 名前付き範囲を定義する、参照する データを視覚的にまとめる |
テーブルとテーブルのデータの管理 | テーブルを作成する、書式設定する テーブルを変更する テーブルのデータをフィルターする、並べ替える |
数式や関数を使用した演算の実行 | 参照を追加する データを計算する、加工する 文字列を変更する、書式設定する |
グラフの管理 | グラフを作成する グラフを変更する グラフを書式設定する |
★★★★★5 ~★★★3
公的資格試験 コンピュータサービス技能評価試験(CS試験)
JAVADA 中央職業能力開発協会HP(主催公式ページ)厚生労働省管轄
コンピュータサービス技能評価試験(CS試験):1級 ★★★★★5
1級は高度な機能操作を試験対象としています。
また、筆記試験で情報基礎知識、用語が4肢択一で試験対象となります。
等級 | 試 験 概 要 | 試験 時間 | |||
1 級 | 実 技 | 課題1 | 検索フォームの完成 | 与えられた「テーマの想定要件・データ」をもとに、ワーク シート設定、画像貼付け、フォーム設定、入力規則設定、条件付き書式設定、マクロ設定を行い、検索フォームを完成する。 | 90分 |
課題2 | データの集計・管理 | 与えられた「テーマの想定要件・データ」をもとに、」 設定・変換、集計を行い、2種類のグラフを作成するとともに、2種類の形式でデータを保存する。 | |||
筆 記 | - | 4肢択一により、表計算ソフトの機能、ハード・ソフトウェア、ネットワークと情報活用等の知識について問う。 | 20分 |
コンピュータサービス技能評価試験(CS試験):2級 ★★★★4
2級は幅広い機能操作を試験対象としています。
等級 | 試 験 概 要 | 試験 時間 | |||
2 級 | 実 技 | 課題1 | 装飾・編集 | 与えられたデータをもとに、数式修正、装飾、書式の貼付け、条件付き書式の設定を行う。 | 60分 |
課題2 | 関数式による表の完成 | 与えられたデータをもとに、名前定義、表示設定、関数設定を行う。 | |||
課題3 | データ処理 | 与えられたデータをもとに、抽出、集計を行う。 | |||
課題4 | グラフ作成 | 与えられたデータをもとに、複数範囲選択により、1種類のグラフを作成する。 |
コンピュータサービス技能評価試験(CS試験):3級 ★★★3
3級では基本機能操作を試験対象としています。
等 級 | 試 験 概 要 | 試験 時間 | |||
3 級 | 実 技 | 課題 1 | 表の作成 | 入力したデータに基づき、関数式・計算式を設定し、 装飾を施した上で表を完成する。 | 45分 |
課題 2 | 装飾・編集 | 与えられたデータをもとに、表の装飾、編集を行う。 | |||
課題 3 | グラフ作成 | 与えられたデータをもとに、1範囲選択により、 1種類のグラフを作成する。 |
★★★★★5 ~★1
日商PC検定試験
日本商工会議所PC検定 データ活用(主催公式ページ) 日本商工会議所主催
日商PC検定試験 データ活用 1級 ★★★★★5
日商簿記が幅広く知名度のある日本商工会議所が主催している。PC資格試験です。
試験科目 | 合格基準 | 程度・能力 | 試験時間 |
知識 | 知識、実技の 2科目 ともに70%以上 | ○業務データの全ライフサイクル(作成、利用、流通、保存)を考慮し、社内における業務データの管理方法を提案できる ○ネット社会に対応したデジタル仕事術を理解し、自社の業務に導入・活用できる ○情報セキュリティーやコンプライアンスに関し、社内で指導的立場となれる 等 | 30分 (論述式) |
実技 | ○企業実務で必要とされる表計算ソフト、文書作成ソフト、データベースソフト、プレゼンテーションソフトの機能、操作法を修得している ○表計算ソフトの関数を自在に活用できるとともに、各種分析手法の特徴と活用法を理解し、目的に応じて使い分けができる 等 | 60分 |
日商PC検定試験 データ活用 2級 ★★★★4
試験 科目 | 合格基準 | 程度・能力 | 試験時間 |
知識 | 知識、実技 の2科目とも70%以上 | ○企業実務で必要とされるハードウェア、ソフトウェア、ネットワークに関する実践的な知識を身につけている ○業務における電子データの適切な取り扱い、活用について理解している ○ソフトウェアによる業務データの連携について理解している 等 | 15分 (択一式) |
実技 | ○企業実務で必要とされる表計算ソフト、文書作成ソフトの機能、操作法を身につけている ○表計算ソフトの関数を駆使して、業務データベースから必要とされるデータ、値を求めることができる ○業務データを分析し、当該ビジネスの現状や課題を把握することができる 等 | 40分 |
日商PC検定試験 データ活用 3級 ★★★3
試験科目 | 合格基準 | 程度・能力 | 試験時間 |
知識 | 知識、実技の 2科目とも70%以上 | ○データべース管理(ファイリング、共有化、再利用)について 理解している ○電子商取引の現状と形態、その特徴を理解している ○ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークに関する基本的な 知識を身につけている 等 | 15分 (択一式) |
実技 | ○企業実務で必要とされる表計算ソフトの機能、操作法を一通り身につけている ○表計算ソフトにより業務データを一覧表にまとめるとともに、指示に従い集計、分類、並べ替え、計算等ができる ○各種グラフの特徴と作成法を理解し、目的に応じて使い分けできる 等 | 30分 |
日商PC検定試験 データ活用 Basic(ベーシック)★1
試験 科目 | 合格基準 | 程度・能力 | 試験時間 |
実技 | 70点以上 | ○企業実務で必要とされる表計算ソフトの機能、操作法の基本を身につけている ○指示に従い、表計算ソフトにより、並べ替え、順位付け、抽出、計算、グラフ作成等ができる 等 | 30分 |
★★★★★5 ~★1
日本情報処理検定
日本情報処理検定協会HP 文部科学省後援
文部科学省後援とのこともあり、学校での情報処理授業で取得を推奨され、有資格者には大学専門学校での入試で優遇される対象となります。
日本情報処理検定 初段 ★★★★★5
級・段 | 出題内容 | 試験時間 |
初段 | ○ 1級基準を含む | 30分 |
○テキストデータの読み込み | ||
○ シート間の処理 | ||
○ 高度なグラフ | ||
○ 複数のグラフ | ||
○ その他応用 |
日本情報処理検定 1級 ★★★★★5
級・段 | 出題内容 | 試験時間 |
1級 | ○ 準1級基準を含む | 30分 |
○ 文字列操作関数(LEFT・RIGHT・CONCATENATEなど) | ||
○ 特殊関数(ABSなど) | ||
○ 抽出および抽出後のデータ処理(合計・平均・ソートなど) | ||
○ データベース関数の応用 |
日本情報処理検定 準1級 ★★★★★5
級・段 | 出題内容 | 試験時間 |
準1級 | ○ 2級基準を含む | 30分 |
○ データベース関数 | ||
○ 結果データの保存または数式印刷 |
日本情報処理検定 2級 ★★★★4
級・段 | 出題内容 | 試験時間 |
2 級 | ○ 準2級基準を含む | |
○ 表検索(VLOOKUPなど)の応用 | 30分 | |
○ 多重判断文の応用 | ||
○ 時刻の計算 | ||
○ グラフ作成(多様なグラフ) |
日本情報処理検定 準2級 ★★★3
級・段 | 出題内容 | 試験時間 |
準2級 | ○ 3級基準を含む | 30分 |
○ 表検索(VLOOKUPなど) | ||
○ 多重判断文(入れ子(ネスト)) | ||
○ 論理演算子(AND・OR) | ||
○ 日付の計算 | ||
○ セルの証明(セルの文字列化の印刷、準2級・2級のみ) | ||
○ グラフ作成(縦棒・横棒) |
日本情報処理検定 2級 ★★2
級・段 | 出題内容 | 試験時間 |
3級 | ○ 4級基準を含む | 30分 |
○ 判断文 | ||
○ 絶対参照 | ||
○ 構成比率の計算 | ||
○ 最大値・最小値の検索(MAX・MIN) | ||
○ 端数処理関数(切り捨て・切り上げ・四捨五入など) | ||
○ 順位付け(RANK) | ||
○ 通貨表示(¥・$) | ||
○ 日付表示 | ||
○ 並べ替え(ソート) |
日本情報処理検定 4級 ★1
級・段 | 出題内容 | 試験時間 |
4級 | ○ 文字・数字の入力 | 20分 |
○ 列幅変更 | ||
○ 計算式 | ||
○ 合計・平均関数 | ||
○ 罫線処理 | ||
○ 表示形式(数字・数値の3桁ごとのコンマ・小数点など) | ||
○ %表示 | ||
○ 表題・見出しの中央揃え | ||
○ 文字列の左揃え・数字の右揃え | ||
○ 印刷処理 |
すでに業務で使用しており、業務を効率化したい
具体的に、どのようにしていきたいかイメージのある方は機能面から探していくと良いでしょう。
ある程度の機能、関数を知っているよ。
というかたも、こうすれば早い!というショートカットキーや、機能もありますので次回の記事をお楽しみに
コメント